「お前、まだ現金使っての?!旧タイプやね。」
僕は、2020年以降このような言葉を発する人が必ず増えると考えています。
銀行は、なくならないまでも減っていき、コンビニからATM(現金自動預け払い機)が消える時代に必ず向かいます。
30代以上の方なら分ると思いますが、あの緑の公衆電話機がなくなって行った流れを思いだしてほしいです。(笑)テレフォンカード・・・懐かしい。
電子マネーや仮想通貨(ビットコイン)拡大でキャッシュレス化の波は大きなうねりとなり、銀行やコンビニATMは『不要』となる世の中が待っているのです。
日本人は、現金信仰が強いから現金が不要な世の中にはならないと思う人もいるかもしれません。確かに、日本人のクレジットカード利用率は15~16%と低いと言われています。
ただ、実際にネット通販市場のクレジットカード決済比率は拡大していますし、海外に目を移すと中国や韓国は50%を超えています。日本は、世界に比べ遅れているのです。
ちなみに米国ではデビットカードとクレジットカード合わせて35%と現金離れが進んでおり、この流れは止まらないと考えています。
脱線して電子マネーと仮想通貨の違い
「電子マネーや仮想通貨(ビットコイン)拡大でキャッシュレス化の波は・・・」と上に書きましたが、『電子マネー』と『仮想通貨』は同じではありません。
電子的な・・・という意味では同じですが、存在、価値、全く別物です。
電子マネーは、あくまでもそのエリア限定のイメージです。日本では、円をチャージしてから使いますので円の価値に依存しています。
仮想通貨・・・たとえば、ビットコインでいうとビットコイン自体が通貨となります。広い意味でいうと円やドルと同じ立ち位置になるわけです。
ですので、仮想通貨とされるものは価格が固定されずレートが存在します。
仮想通貨とは?その取引はどうなってる?
日本では仮想通貨は“これから”ですので、知らない人も多いでしょう。ですから、このブログでも将来性ある仮想通貨について書いていきたいと思います。
まず、『仮想』という名前がいけないですよね・・・。消えてなくなりそうなイメージ。(笑)
これ本当は、暗号通貨(デジタル通貨)なんですけど日本では仮想通貨という呼び名が広まってしまいました。
仮想通貨の取引についてですが、まずは、仮想通貨と呼ばれるものが一般の通貨とどのように違うかを明らかにした方が良いかもしれませんね。
簡単に言えば、一般の通貨(日本だと円、アメリカだとドル)とは特定の国が発行しているものであり、それは国の信頼度によって変動します。
極端な例ですが、クーデーターなどで国が崩壊してしまうと通貨の価値はゼロになってしまう可能性もあります。
これに対して仮想通貨は国が発行しているわけではなく、企業や団体が発行しているものです。
国や銀行などの関わりなどはゼロ。代表的なビットコインでいうとブロックチェーンという技術を使って「みんなで管理しようぜ!」的な通貨です。
お金の歴史を歴史を考えると元々物と物を交換(物々交換)していたものを石ころみたいなお金になり、最終的に今の貨幣に変わりました。
ですので、ポイントとなるのは多くの人がその価値を認めれば、どんなものでも貨幣と見なすことができます。
インターネット上だけに存在する電子データであっても、売買をすることが可能です。これが仮想通貨の実体です。
ネット銀行でもそうですよね。振り込んだとしても貨幣(物)が移動するわけでなく、自分の口座の数字が減って振り込み先の数字が増えるだけなのです。
貨幣としての物理的な形がないのです。実際には誰の貨幣がどこにあるのかもわかりませんが、取引は成立しており最終的には口座間をお金が移動するのです。
スピードや手数料の安さから、この仕組みを歓迎している人が少なくありません。
これからも仮想通貨による取引は、どんどん活発になります。なくなる心配など不要です。
今回の記事では、仮想通貨の概要中の概要的なお話でしたので、今後はもっと詳しく仮想通貨について書いて行こうと思います。